2020.03.06 屋根リフォーム
今回ご紹介するのは「コストを抑えた上で重い瓦屋根を軽い金属屋根に交換したい」
というご要望にお答えした施工例です。
依頼主さんのご希望は、
・コストを抑える
・軽くて、丈夫で、長持ちする屋根をつくる
でした。
では屋根が完成するまでを確認してみましょう!
*場所/神奈川県横浜市
*実施概要/重い瓦屋根から軽い金属屋根への施工
*工期/約7日間
*予算感/約60万
今回のポイントの一つは、コスト。コストを抑えるために、屋根材はガルバリウム鋼板製を使用しました。
新築住宅の屋根等でもよく使用されます。(上記完成写真参照)
解体作業と下地作りは解体業者さんが行い、
新しい屋根の下地になるベニア板での野地板ばりまで進めてもらいました。
弊社では防水加工のためゴムアスファルトルーフィングを全体に施工しました。
軒先に唐草(からくさ)と言われる板金を取り付けていきます。
隙間のないようにまっすぐな通りが出るように施工していきます。
屋根の頂部の”棟”と言われる場所には、
大量に雨が降ってもきちんと受け止められる様に”捨て板”を斜めに取り付けます。
その”捨て板”をあてがう作業中、下地との間に隙間が発生することがわかりました。
このままでは雨漏りの原因となってしまいます。
下地の施工は弊社の施工範囲ではないですが、施工不備を見過ごすわけにはいきません。
現場で、オリジナル捨て板を製作しました。
完成した屋根は高低差にオリジナル板金を製作施工したことで、屋根の線が綺麗に仕上がりました。
ちょうど降ってきた雨も綺麗にまっすぐ流れ、雨樋に向かっています。
屋根の角の部分を”剣先”と言いますが、この部分も写真の様に綺麗に仕上がりました。
職人が自信を持ってこれなら大丈夫と言える屋根は、安心で長持ちします。
完成した後でお客様から指摘事項がない様、現場で創意工夫しながら屋根を作っています。
瓦屋根を軽くしたい!職人技を我が家でも見せて欲しい!
そんなご要望もまずはお気軽にお問い合わせください。
企画・構成:松永 亨
文章:AnyMaMa編集部(https://anymama.jp/)
松永 亨
”あったらいいな”をテーマに、さいたま市で株式会社プラウドという板金工事業を創業しました。
九州は熊本出身で、元は船乗り(漁船ではありません、航海士です)で商社出身の工事業には珍しい経歴です。
建築資材の商社に勤務したことで、建築業界の人と人のつながりの強さと、
心意気、そして想いを形にすることの大変さと、協力しあって作ることの楽しさに触れ、工事業を創業しました。
趣味は、座禅とビリヤード、車とドライブです。
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