2020.04.09 新築
今回ご紹介するのは、施工難易度の高い立地・建材で、いかにシンプルに仕上げるかこだわった施工です。
こちらの写真は、完成した外壁です。
車庫内は木材を使用し、外観とのコントラストでスタイリッシュなデザインです。
夜もダウンライトの光でとても綺麗に映える佇まいとなりました。
*場所/東京都杉並区
*実施概要/外壁の施工
*工期/約2ヶ月
*予算感/約500万円
下地は、吉野石膏社の石膏ボード21㎜を2枚重ねて貼る作業です。
外壁の仕上げ材は、レクサスのショールーム等でも使用されている、ニチハ社の高級外壁材です。
杉並区で3階建てですので、木造建築物であっても耐火仕様にする必要があり、
また都内のため足場が十分に確保できる環境ではありません。
その中で、職人たちがチームで声を掛け合いながら施工していきます。
細かい分も慎重に作業し約3週間は下地の二重貼りに費やしました。
下地の次は、外壁材のサイディングボードです。
今回の外壁材は高級品のため、1枚ずつ傷が入らないよう梱包されており、
開封や運搬時に少しでも擦ってしまうとキズが入ってしまうため、慎重に扱います。
黒色や銀黒色に光る、渋い仕上がりとなり、静かでシンプルなスタイリッシュな仕上がりとなりました。
★同様の依頼をされる方へのアドバイス★
施工の丁寧さがわかる建物四隅の角写真を取り忘れてしまい、ご紹介できないのが口惜しいですが、
通常の役物使用ではなく板金を利用した納まりになっています。
入り口三角の形状や四隅など、様々な角部分での納まりを、
いかにシンプルに仕上げるかがデザイン性の高い住宅のポイントだと思っています。
同様の施工をご検討中の方は、ぜひ一度当社にご相談ください。
企画・構成:松永 亨
文章:AnyMaMa編集部(https://anymama.jp/)
松永 亨
”あったらいいな”をテーマに、さいたま市で株式会社プラウドという板金工事業を創業しました。
九州は熊本出身で、元は船乗り(漁船ではありません、航海士です)で商社出身の工事業には珍しい経歴です。
建築資材の商社に勤務したことで、建築業界の人と人のつながりの強さと、心意気、
そして想いを形にすることの大変さと、協力しあって作ることの楽しさに触れ、
工事業を創業しました。
趣味は、座禅とビリヤード、車とドライブです。
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