愛知県＊お洒落な土間打ちコンクリートのコーティング｜東京、埼玉で屋根・外壁リフォームのことなら株式会社プラウド

今回は土間打ちコンクリートへの保護コーティングの施工例を紹介します。
土間打ちコンクリートは無機質な感じで、シンプルなデザインに仕上がるので、近年注文住宅でよく見られます。

今回のご依頼は、新築後約半年の住宅です。保護コーティングの施工を依頼された目的は以下の３つでした。

・主にお子様の飲みこぼしによる汚れ防止

・大型犬の屎尿対策

・衛生対策

✳︎場所／愛知県
✳︎工期／1日（今回は出張作業のため1日で行いましたが、通常は2日）
✳︎予算感／10万円（出張費別）　　　
✳︎実施概要／土間打ちコンクリートへ汚れ防止のコーティング

●何事もまずは「下地処理」

現場は玄関からリビングまで、段差で綺麗に区切ってある土間で、土間内は、左官職人の手によって、綺麗に打設（コンクリートを流し込んで敷き詰め撫でて綺麗にすること）されていました。

綺麗に打設されたコンクリート周りを、綺麗に養生して、コーティング材で他の家具などが変色しないように保護します。

まずは丁寧な下地処理が重要です。綺麗に清掃してから手のひらでさすり、凹凸を見つけたら道具で削って平滑にしていきます。全体が平滑になったら、一度研磨をして、コンクリートが固まる際に上に浮いてくる成分や汚れなどを丁寧に処理します。そしてもう一度清掃し、それから脱脂します。

●施工の種類は２コート、工程としては４工程以上

コンクリートに水分が染み込んでいかないように、わずかな隙間を無機質のガラス系で埋めていきます。コンクリートの状態を見ながら、２度塗り・３度塗りをします。この工程を丁寧に行っておかないと、乾いた時の表情に差が出てしまうので、水分が染み込まない状態になるまで、しっかり塗ります。

水分が染み込まない状態になったら、表面に超薄膜のガラス系コートを施すコーティングを行います。

●今回の施工のポイント

汚れ防止や衛生対策のために、塗り込み不足や仕上げ不足がないように、しかし、塗りすぎて、後で白華などが起こらないように、ピッタリのポイントと膜圧で塗りました。

水で洗っても染み込まず、掃除機をかけても削れることがない仕上がりで、掃除が格段に楽になりました。これで飲み物をこぼしても染み込んでいかないので、跡が残りません。
依頼主にも大変満足していただきました。

◆◇◆同様の施工をご検討の方へ！◆◇◆

今回のコーティングは、色々な方へおすすめできる施工です。

その理由は、

・コンクリートに水が染み込まないので、跡が残らない

・衛生的に保つことができ、掃除が楽になる

・コンクリートの劣化を防ぐ

・物理的に削ったり、壊したりしない限りコーティングが保たれる

・コンクリートの表面8ミリ〜10ミリ位を緻密化するので強度が増す

などが挙げられます。

今回のように広範囲なコンクリートの土間ではなくても、玄関にコンクリートが使われているお宅は多いと思います。また、コンクリートではなくタイルであったとしても、タイルの目地はコンクリートモルタルになっている場合が多くあります。

特に小さなお子様がいらっしゃるお宅では、泥などで汚れることも多いでしょう。その度に水を流して掃除を繰り返すと、綺麗だった目地も次第に白っぽいグレーから黒ずんできてしまいます。更に、タイルとモルタルコンクリートの間から水が入り、冬場膨張を繰り返し、タイルが浮いてくる場合もあります。

また、浴室にタイルが使われている場合も、タイルの目地は白いモルタルで、そのままの状態では黒ずんだり、カビの温床にもなりかねません。
玄関や浴室のコンクリートに、今回のようなコーティングをしておくと、水を吸い込まなくなるので、綺麗さを保つことができます。
玄関や浴室であれば、費用もそれほどかからないので、非常におすすめです。

企画・構成：松永　亨　

文章：AnyMaMa編集部

松永　亨

”あったらいいな”をテーマに、さいたま市で株式会社プラウドという板金工事業を創業しました。

九州は熊本出身で、元は船乗り(漁船ではありません、航海士です)で商社出身の工事業には珍しい経歴です。

建築資材の商社に勤務したことで、建築業界の人と人のつながりの強さと、心意気、そして想いを形にすることの大変さと、協力しあって作ることの楽しさに触れ、工事業を創業しました。

趣味は、座禅とビリヤード、車とドライブです。