2022.09.06 その他工事
今回は、オフィスビルの窓ガラスへの、遮熱コーティング施工の紹介です。
壁一面あるオフィスの窓ガラスに、午後になると強烈な西日が注ぎ込み、熱波に襲われるため、社員の労働環境改善のためにと会社側からご依頼をいただきました。
そこで、窓ガラスに透明なコーティング剤でコーティングするだけで遮熱性が上がり、エアコンの電気代節約や、快適性のアップにもつながる施工を実施しました。
✳︎場所/静岡県
✳︎工期/面積が非常に大きいため2日
✳︎予算感/1㎡あたり9,000円〜ですが、数量により前後
✳︎実施概要/窓ガラスへの遮熱コーティング
今回使用するコーティング剤は、平滑性がとれる特殊なものですが、綺麗に塗るためには正確な軽量と入念な下地作りが重要です。
使用するコーティング剤は、錫を利用した特許商品です。
サッシのアルミ部分やその周りのゴムなどに付着すると黒変するので、コーティング剤が漏れ出ないように、養生には細心の注意を払います。
隅から隅まで入念にマスキングテープで養生をしました。
コーティング剤を正確に計量し、配合通りに十分に混ぜ合わせて材料を作ります。
数枚分を一度に作ると膜圧が一定にならないので、窓1枚1枚それぞれに作っていきます。
そして、材料の調合が終わったら、すぐに塗りつけます。
コーティング剤の粘度が高いので、均一に塗るには慣れるまでコツがいる作業です。
塗り終わった直後は透明度が低く、コーティング剤が塗ってあるのを感じてしまいます。
しかし1時間もすると次第に透明度が回復し、コーティング剤を塗ったのがわからない仕上がりになります。
色の変化もないので、コーティングしたのかどうか、言われなけばわからないほどです。
今回使用したコーティング剤は、非常に高性能なものです。
コーティング剤の性能を余すところなく引き出し、綺麗に仕上げるために、正確な計量と下地作りに一番気を使い、入念に行ってから施工を実施しました。
今回の施工は特殊なコーティングのため、認定施工店のみの施工販売となります。
窓ガラスの遮熱コーティングとしては、同じような説明の他商品や遮熱フィルムなどもありますが、その性能は全く違います。
今回のコーティング剤で施工を行えば、途中で剥がれてきたりフィルムのように劣化してめくれたりすることもありません。非常に高性能なコーティング剤なので、一般の住宅でももっと普及してほしいと思っています。
弊社は認定施工店として、学習塾や企業のオフィスなど、多数の施工実績があります。
詳しくは弊社HPをご覧ください。
企画・構成:松永 亨
文章:AnyMaMa編集部
松永 亨
”あったらいいな”をテーマに、さいたま市で株式会社プラウドという板金工事業を創業しました。
九州は熊本出身で、元は船乗り(漁船ではありません、航海士です)で商社出身の工事業には珍しい経歴です。
建築資材の商社に勤務したことで、建築業界の人と人のつながりの強さと、心意気、そして想いを形にすることの大変さと、協力しあって作ることの楽しさに触れ、工事業を創業しました。
趣味は、座禅とビリヤード、車とドライブです。
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