2020.03.16 その他工事新築雨樋工事
今回は長いお付き合いの工務店様からご依頼の住宅3棟の外壁と屋根の施工の紹介です。
「自然回帰」をテーマにした3棟続きの住宅で、3棟とも同じ仕様をご希望でした。
*場所/埼玉県朝霞市
*実施概要/屋根、外壁、雨樋の施工
*工期/1棟につき約1ヶ月
*予算感/1棟150万円 ※屋根+外壁(半分)+雨樋
■仕様へのこだわり
テーマが「自然回帰」で、家の中は木材をふんだんに使う工務店様のこだわりのある住宅でしたので、
弊社でも「家の中の雰囲気に合うように、静かで心地よさ」を感じられ、なおかつメンテナンス費用が抑えられる仕様の施工にこだわりました。
外壁のこだわり
一番のこだわりはなんと言っても、外壁に用いた「金属サイディング」です。
金属サイディングは、弊社では一番おすすめすることの多い素材です。
「断熱効果や遮音効果の高さ」
「金属ならではの本物の質感」
「高いデザイン性」
「メンテナンスがほとんど必要ない」
などがおすすめする理由です。
今回はフッ素塗装のコーティングされた金属サイディングを使用しました。
●窓まわりの施工
窓まわりには「見切縁」という役物(特殊な部材)を使い施工します。
ここはとても大事な部分なので、見切縁の方向、順番、重ね方、鋏の入れ方など、熟練の職人によって丁寧な施工をします。
万が一水が入ってきた場合でもきちんと水が出ていくよう、水の流れを考え、計算しているのです。
見切縁の施工が終わると本体を施工して、その後コーナーキャップといわれる役物(特殊な部材)で綺麗に仕上げていきます。
雨樋のこだわり
雨樋には「シームレス雨樋」を用いました。
「シームレス雨樋」とはその名の通り、継ぎ目の無い雨樋です。
継ぎ目がないので、ラインが綺麗で長持ちします。
雨樋の長さは全長6メートルを超えるので、現場まで運ぶことはできません。
なので、現場にアルミのコイルを持って行って成型をしました。
一般的な雨樋として利用される樹脂とはちがい、アルミはデザイン性が高いだけではなく、収縮が少なく、そして錆びません。
ですからとても長持ちします。
庇(ひさし)の板金加工のこだわり
二階の窓の上に取付けた庇(ひさし)は、板金で綺麗に、でも主張しすぎない、
調和のとれた仕上がりにこだわりました。
屋根材のこだわり
屋根には、前回の横浜の現場で使用した、横葺きのガルバリウム鋼板製の屋根材を施工しました。
ガルバリウム鋼板製の屋根材は軽くて耐久性がよく、板金職人が施工をするので丁寧な仕上がりになります。
3棟同じ仕様にしたことで統一感が生まれ、
「自然回帰」のテーマにふさわしい雰囲気に仕上がりました。
メンテナンスフリーの家を作るには、仕様が重要なポイントになります。
「金属の屋根」「金属の外壁」「アルミの雨樋」という最高の仕様にすると、
生涯のメンテナンス費用は、格段に違います。
弊社ではオーナー様の目線での仕様選定を大事にし、選定した素材を十分に活かせるよう熟練した職人による丁寧な施工を心がけています。
企画・構成:松永 亨
文章:AnyMaMa編集部
松永 亨 ”あったらいいな”をテーマに、さいたま市で株式会社プラウドという板金工事業を創業しました。 九州は熊本出身で、元は船乗り(漁船ではありません、航海士です)で商社出身の工事業には珍しい経歴です。 建築資材の商社に勤務したことで、建築業界の人と人のつながりの強さと、心意気、そして想いを形にすることの大変さと、協力しあって作ることの楽しさに触れ、工事業を創業しました。 趣味は、座禅とビリヤード、車とドライブです。
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